AIに奪われない仕事

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働き方

【美容師の原点】

実は私、美容師として働いていた間に、一度だけ美容の現場を離れたことがあります。

きっかけは、当時のオーナーから「給料を払えないから辞めてほしい」と言われたこと。
経営が厳しくなっていたのでしょう。突然のことに戸惑いながらも、生活のために新しい仕事を探すことにしました。

医療事務、配送業務など子供を保育園に預けながら、できる仕事を探しました。
そこで見つけたのが、歯科用品の出荷作業のアルバイト。
当時で時給1,000円。他のバイトより時給も高く、働く時間も自由に決め、昼休みはきっりり1時間。
ある意味で「楽ちん」なお仕事でした。

けれど正直に言うと、そこにはやりがいを感じることができませんでした。
出荷伝票を見て、歯ブラシを集めて箱に詰める…その繰り返し。
単調な作業に、どこか自分の存在価値が見えなくなっていた気がします。

そんなある日、オーナーからお店を買い取るという話がでました。
借金の額も半端ない。不安でしたが、夫と一緒に美容室を経営する決意をしました。

実際に始めてみると…やっぱり楽しかったんです。

出荷作業のように安定した仕事ではないし、経営は決して楽じゃない。
サロンワークを終え、急いで子供を迎えに行き、すぐに夕食の支度。
忙しい毎日でしたが、やっぱり戻ってよかったと思っていました。

美容室の仕事には「お客様と接する楽しさ」があります。
お客様の笑顔や「ありがとう」の言葉が、何よりのやりがいになりました。
言われた作業をこなすのではなく、自分で考え、自分で行うこの仕事が
自分にあっていました。

私の弟家族は、公務員。土日休み。
日曜の夜からいつも憂鬱なんだとか。
「もう休みが終わってしまう、明日から仕事だから。」というのです。

私は「仕事に行きたくない」と思ったことが記憶にありません。
あのとき、あの経験があったからこそ、美容の楽しさを実感する事ができました。

子育ての期間中は、24時間じゃ足りなくて、年中寝不足でしたが、子供もいつの間にか成長します。
親と過ごすより、部活、友達、とだんだん手が離れます。

人生100年時代。
子供が手が離れてからの人生の方が長いのです。
手が離れた後、どんな人生を過ごしますか?
どうなるかわからない世の中。将来の年金も不安です。
バラ色の将来が待っている、なんて楽観的に考える事はできない時代です。
自分自身で稼ぐことができるスキルはとっても重要。

考えられる職業は、飲食店などのホールスタッフ、ファストフードの店員、スーパーのレジ、内職、清掃・・・といったところでしょうか。
もちろん、どんな職業も重要ですが、やりがいはどうでしょうか。

事務職、出荷作業などもありますね。
今はAIがどんどん進化しています。
運転手なども自動運転になる時代が迫っています。
人じゃなくてもできる職業は効率化が優先され、なくなってしまう職業が増えると考えられます。
そんな遠い時代の話ではありません。

 

AIが進化しても、なくならない職業とは?

AIやロボットがどんどん進化し、多くの仕事が自動化される時代。
そんな中でも「なくならない仕事」があります。

それは――
人にしかできない、“心を動かす”仕事。

たとえば、美容師。
髪を切るだけなら、ロボットでもできるかもしれない。
でも、お客様のちょっとした表情の変化を感じ取って、会話を楽しんだり、悩みを聞いたり、似合うスタイルを一緒に探したり…。
この“人と人のコミュニケーション”は、AIには真似できない。

どうですか?
眠っている美容師のスキル
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