着付ってどうなの?覚えた方がいい?

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長く活躍するコツ

着付って面倒なイメージがありますよね。
実際に覚える前までは、私も〈面倒・難しそう〉というイメージがありました。

【今、着付けを学んでおくとイイ!】ポイントをお伝えしますね。

 

1-着付師が減っている

実は今、業界的に、着付けができる人が減っています。
どうやら、着付けができていたシニア着付師、美容師さん達が、コロナ禍でイベントが中止になったことで、引退された方がすごく多かったようです。
その為、大手の着物レンタル店では、着付師の争奪戦が起きている、という話でした。
(大手着物レンタル店の責任者の方が、ニュースでコメントしていました。 「成人式、着付け師争奪戦」で検索すると出てくると思います。)
需要と供給のバランスなので、全体の子供の数が減ってきても、
供給(できる人)が減る↓ 需要が高まる↑ という事になり安売り不要になります。 

 

2-若手より、ミドル世代以上が信頼される

本当は年齢は関係ないのですが、
お客様の中には「若い=経験不足、信頼できない」と感じる方が、一定数いらっしゃいます。

他店で着付けを行う方に、直営着物レンタル店の着物をレンタルしました。、お客様より「担当してくれる方が、若い方のようで、着付けができるのか不安です。」という声を伺いました。
もちろん、まだ着付をしていないのですが、【単なる印象】と【実際にお客様と担当者のやりとりなどの会話など】で若い=経験不足 を感じたのかもしれません。

 

3-決してAIには奪われない職業

どんな未来になっても、【子供がゼロになる事はない】と思います。
また、【成人式や卒業式がなくなる、着物がなくなるという事もない】でしょう。
【お客様に着物を着せる】という人間に対する技術提供は、どんなにAIが進化しても【機械には着付けはできない】からです。

 

4-流行に左右されることはあまりない

着物という伝統衣装の為、
時代や流行が変わってしまうと、やり方が全く違う、できない】という事はありません。
どんな時代でも基礎は変わりません。
やり方も変わりません。

 

iCEの基本的な考え方として、〈着物が苦しくなく、着物の柄、帯の柄を活かす着付け〉というベースがあります。
〈新作の帯結びを毎年考える〉、ということではなく、〈基本的な基礎技術を向上させ、より苦しくない着付け、着崩れない着付けをめざす〉ということなのです。
小手先の技術ではなく、基本的な技術をしっかりと覚える事が、最も重要なことです。

 

実はICEのスタッフも知識はほぼゼロ状態でした。
学校で専門に学んだ人はわずかです。
教科書通りの内容ではなく、実際にお客様に着付けをして、苦しくない、着崩れしなかった と喜んで頂ける技術を教えます。

もちろん、お客様に自信を持って着付けができるようになるまでは、簡単ではありません。

サロンワークはもちろん重要。
年間をとおして、お客様を担当できる事はとっても大切。

例えば・・・
ヘアカラーで2時間、単価10,000円位だとします。1時間単価は5,000円位です。
着付はおよそ、その倍
袴着付けは30~40分で10,000円~12,000円
振袖着付けは50分で15,000円
ヘアメニューの時給の倍以上になります。
(当店の着付料金は他より高額です。 着付け技術を安売りするつもりは一切ありません。なぜなら、他の人にはできない技術であるから。)

私の着付の先生は80代です。
今でも現役で、お客様の着付を担当されています。
人生100年時代。
今から学んでも遅くないのです。

 

着付けレッスン担当 ー渡辺ー

東京 北区 王子 赤羽 ママを応援!美容室